クリーニングに関するQ&A

Q:クリーニングに出す前のチェックは?
A:

1.洗濯表示マークがついているかチェック

2.ポケットの中に物が入っていないことをチェック

3.作りが弱い飾りボタンや、しっかり付いていないボタン、接着剤で張り合わせたようなボタン、貝等で出来ている割れやすいボタン、その他再入手不可能なボタンなどは取り外しておきましょう。

4.肩パットなど、簡単に外れてしまうものはできる限りはずしておいてください
5.上下おそろいの物は必ずいっしょに出してください。洗いあがりが均一になります。
6.しみがある場合は、何によってつけたものか確認しておいてください。処置を行う上でとても助かります。また、ベンジンなどで応急手当など行わずにそのままお持ちください。

ホワイト急便では、お客様から品物をお預りする際に入念なチェックを行っていますが、上記のようなお客様のご協力があるととても助かります。

Q:クリーニング品をしまう時は?
A: 仕上がり品をお返しするときは、たいていどのクリーニング店でも透明なビニールをかけてくれますが、あのビニールはあくまでもお持ち帰りになるまでの「ほこりよけ」です。そのまましまいこむと残留したわずかな湿気がかびの原因となってしまうことがあります。ビニールはかならずはずしてクローゼットやたんすにしまってください。
Q:期待するほどきれいにならない場合は?
クリーニングは万能ではありません。衣類の状況によってはほとんど洗浄の効果が出ないばかりか、かえって悪化させる場合もあります。以下に主なものをあげておきます。
A:
1. 整髪料が付着したもの
霧状のヘアスプレーと泡状のヘアフォームの主成分である「高分子樹脂」は水をふくむと軟化して汚れを吸着しやすくなります。このせいでいったん衣類からはなれた汚れが再度吸い寄せられ、薄黒い仕上がりとなってしまうことがあります。トラブルを防ぐために、万一整髪料が衣類についてしまったときは乾燥する前に水で洗い落とすことです。(水洗い可能な衣類の場合)
A:
2. 汗を吸って時間が経ち、黄ばんだもの
汗が付着して時間が経過し、酸化して黄ばんできたものは厄介です。こういった場合、繊維自体が変色してしまっているので漂白剤を使うことになりますが(使用可能な場合)、まったく元どおりにはなりませんし、それなりに生地に負担がかかります。とくに夏の終わりに着てそのまましまいこみ、来シーズン着用前にクリーニングへ・・・というパターンは避けてください。
A:
3. しみをつけてから長時間経ったもの
これは2番のおはなしと似ています。要は「汚染物質が付着して長時間空気に触れて酸化してしまうとなかなかとれにくくなりますよ。」ということです。くどいようですが汚したら早めに処置をお願いします。